和風キャンプで野点(のだて)をしてみてはいかがでしょう。最低限の道具だけで、いつもと違ったキャンプを楽しむことができます。
また、ゆっくりとした時間を過ごせる雨の日のキャンプにもお勧めです。
ぜひ、ソロキャンプでまったりお抹茶を楽しんだり、家族や仲間にお抹茶をふるまったりして、新たなキャンプの楽しみ方を見つけていただければと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。
【キャンプで野点(のだて)】お抹茶で和風キャンプをしてみよう♪
野点とは・楽しみ方
古くは、野掛と呼ばれていて現代というところのピクニックやディキャンプでお抹茶を楽しむことを表していました。
屋内でのお茶会とは異なり、持ち物はお茶を点てる道具のみで楽しむものなので、コーヒーやお酒が苦手な方にもお勧めです。
キャンプ場の大自然の中で、静かにお抹茶の時間を楽しんでいただければと思います。
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道具
抹茶茶碗
一番大事な道具ですね。
今は安価に購入することができますので、お好みで選んで下さい。
大きめのご飯茶碗でも代用できます。
茶筅(ちゃせん)
お抹茶を点てるために必要な道具です。
茶筅には種類があり、穂先の少ない野点用から百二十本立まであります。
お勧めなのは、八十本立もしくは百本立です。
穂先が少ないと泡が立ちずらくなってしまいます。
茶杓(ちゃしゃく)
お抹茶をすくうための道具です。
適量をすくうためにもあった方がよいでしょう。
お抹茶
お好みで選んでいただければと思います。
茶こし
茶杓からそのまま入れても問題ありませんが、ダマになってしまうこともあるため茶こしで細かくふるいながら入れるとよいです。
100均のものでも十分です。
計量カップ
お湯を量るための道具ですが、キャンパーであればシェラカップで代用できますね。
茶筅癖直し
茶筅を置いておくための道具です。
茶筅は使ったらお湯をかけて自然乾燥させておかないとカビが発生してしまうこともあるため、あれば便利ですし、また見栄えの良いものもありますので雰囲気作りに役立ちます。
毛氈(もうせん)
雰囲気作りのための道具です。
手芸屋さんで売っているフェルトで代用することもできます。
簾
これも雰囲気作りのための道具です。
夏場に立てかけておくだけでも和風で涼しげな雰囲気になります。
風鈴をつければより季節感も出ますね。
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キャンプでのお抹茶の点て方
以下の通りとてもシンプルで簡単です。
ちなみに、お茶菓子はお抹茶の前に少し食べるものとされています。
甘味を先に入れてからお抹茶飲むと、ほのかな苦みを楽しめます。
コーヒーとチョコレートの関係と似ていますね。
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抹茶を入れる
抹茶茶碗に茶杓で2杯分を入れます。
この時に茶こしを使うと細かいお抹茶を入れることができます。
お湯を入れる
約70ccのお湯を入れます。
約70~80℃のお湯が良いとされていますが、キャンプでは沸騰後少し置いたもので十分でしょう。
※冬場は点てている間に冷めてしまうため、少し熱めの方がよいと思います。
また、夏場は、濃い目に点てた後に氷入れて楽しんでも美味しいです。
点てる
茶筅で点てます。
まずは、お抹茶を全体に混ぜるイメージで円を描くように混ぜます。
次に、茶筅を前後に小刻みに動かして泡を立てていきます。ある程度の泡が立ったら、表面近くで前後に動かすときめ細やかな泡ができます。
最後、中央を盛り上げるように茶筅を持ち上げたら完成です。
基本的に、キャンプは自由なものなので、皆さんそれぞれで楽しめるようにアレンジしてお抹茶を楽しんでいただければとても嬉しいです。
以上、【キャンプで野点(のだて)】お抹茶で和風キャンプをしてみよう、でした。
少しでも皆様のキャンプライフの参考になれば幸いです。
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